「英単語や英文法はやっているのに、英語長文になると急に読めなくなる」
「日東駒専レベルの長文を解いても、時間が足りない」
「復習しているつもりなのに、次の長文でも同じように間違える」
このように悩んでいる受験生は多いと思います。
結論から言うと、日東駒専の英語長文が読めない原因は、長文演習量だけの不足とは限りません。
単語、文法、英文解釈、本文の読み方、設問の解き方、復習方法のどこかに穴があることが多いです。
特に偏差値40台〜50前後から日東駒専を目指す場合、いきなり長文問題集や過去問を大量に解くよりも、「なぜ読めなかったのか」を分けて確認することが大切です。
この記事では、日東駒専の英語長文が読めない原因と、復習方法、伸ばし方を現実的に整理します。
日東駒専の英語長文が読めないのは、長文演習不足だけが原因ではない

英語長文が読めないと、「もっと長文を解かないと」と考えやすいです。
もちろん、演習量は必要です。
ただし、読めない原因が残ったまま長文を解き続けても、点数は安定しにくいです。
たとえば、英単語の意味がすぐに出てこない状態で長文を解いても、本文の内容を追うだけで精一杯になります。
英文法が弱い場合は、文の構造を取り違えます。
英文解釈が弱い場合は、単語の意味はわかっても、1文の意味を正確に取れません。
また、本文は読めているつもりでも、設問の根拠を本文から探せていないケースもあります。
つまり、英語長文が読めない原因は一つではありません。
まずは、自分がどこで止まっているのかを分けて考える必要があります。
日東駒専の英語全体の勉強順序を確認したい場合は、先に日東駒専に受かる英語の勉強法|単語・文法・長文の順番を解説も見ておくと、この記事の内容を整理しやすくなります。
日東駒専の英語長文でつまずきやすい原因
日東駒専レベルの英語長文でつまずく原因は、大きく分けると次の5つです。
この表のどれか一つだけが原因とは限りません。
実際には、英単語が不安定で、英文解釈も弱く、さらに復習方法も浅いというように、複数の原因が重なっていることが多いです。
そのため、長文が読めないときは、「自分は英語が苦手だから」とまとめて考えない方がよいです。
どこが弱いのかを分けて確認すれば、やるべき勉強が見えやすくなります。
単語の意味がすぐに出てこない
英語長文が読めない原因として、最初に確認したいのは英単語です。
単語帳で見たときには覚えているつもりでも、長文の中で出てくると意味が出てこないことがあります。
これは、英単語を「見たことがある」状態で止めている可能性があります。
長文では、単語の意味をゆっくり思い出している時間はありません。
基本単語は、見た瞬間に意味が出る状態まで繰り返す必要があります。
日東駒専を目指す場合でも、難しい単語ばかり覚えるより、まずは基礎〜標準レベルの単語を確実にする方が効果的です。
単語が不安定なまま長文演習を増やすと、本文の内容理解よりも、知らない単語探しで終わってしまいます。
文法を読解に使えていない
英文法は、文法問題を解くためだけのものではありません。
長文を読むときにも、英文法は必要です。
たとえば、関係代名詞、分詞、仮定法、比較、接続詞などがわからないと、文のつながりを正しく取れません。
文法問題集では正解できるのに長文で読めない場合、文法知識を読解に使えていない可能性があります。
その場合は、文法問題を解くだけでなく、長文中の英文を見て「この文はどんな構造か」「どこが主語でどこが動詞か」を確認する勉強が必要です。
英文法が全体的に不安な場合は、長文だけを増やすより、文法の復習を少し戻した方が伸びやすいこともあります。
1文が正確に読めていない
単語と文法を勉強しているのに読めない場合、英文解釈が弱い可能性があります。
英文解釈とは、1文の構造を正確に取り、意味をつかむ練習です。
長文が読めない人の中には、本文全体が読めないのではなく、1文ずつ正確に読めていない人がいます。
特に、文が長くなったときに主語と動詞がわからなくなる場合は注意が必要です。
この状態で長文を読むと、なんとなく意味をつなげてしまい、設問で根拠を聞かれたときに答えられなくなります。
日東駒専レベルの長文でも、すべての文が短く簡単なわけではありません。
短い英文を正確に読む練習を入れることで、長文全体の理解も安定しやすくなります。
本文の流れを追えていない
単語や文法がある程度わかっていても、本文全体の流れを追えないことがあります。
原因になりやすいのは、段落ごとの役割を意識していないことです。
英語長文では、最初の段落でテーマが示され、途中で理由や具体例が出て、最後に結論や筆者の主張がまとまることがあります。
もちろん文章によって形は違いますが、段落ごとに「何を言っているのか」を確認しながら読むことは大切です。
1文ずつ訳すことだけに集中すると、文章全体の主張を見失いやすくなります。
長文を読むときは、段落ごとに短く内容をメモする練習をすると、全体の流れをつかみやすくなります。
設問の根拠を本文から探せていない
本文を読んだつもりでも、設問で間違える場合は、解き方に問題があるかもしれません。
特に多いのは、選択肢を感覚で選ぶことです。
英語長文の設問では、本文中の根拠を確認してから選ぶ必要があります。
「なんとなくこれっぽい」で選ぶと、似た内容の選択肢に引っかかりやすくなります。
復習では、正解した問題も含めて、なぜその選択肢が正解なのか、本文のどこに根拠があるのかを確認しましょう。
間違えた選択肢についても、どこが本文と違うのかを言語化することが大切です。
英語長文を解いた後の復習方法
英語長文は、解いた後の復習で伸び方が変わります。
ただ丸付けをして、知らない単語に線を引くだけでは不十分です。
復習では、次に同じタイプの長文を解いたときに、同じミスを減らせる状態を目指します。
この流れを毎回すべて完璧にやろうとすると時間がかかります。
最初は、間違えた問題と読めなかった段落を中心に復習するだけでも構いません。
ただし、「答えを見て終わり」にはしないでください。
なぜ読めなかったのか、なぜ選べなかったのかを確認しないと、次の長文でも同じミスを繰り返しやすくなります。
復習で必ず確認したいポイント
長文復習では、次のポイントを確認しましょう。
この中でも特に大切なのは、本文の根拠確認です。
英語長文の点数が安定しない人は、本文をなんとなく読んで、選択肢もなんとなく選んでいることが多いです。
復習のときに、正解の根拠を本文に戻って確認する習慣をつけると、設問の解き方が少しずつ安定します。
また、復習ノートをきれいに作りすぎる必要はありません。
時間をかけてまとめるより、「次に同じミスをしないために何を覚えるか」「どの読み方を直すか」がわかる状態にすることが大切です。
長文を伸ばすための勉強順序

日東駒専の英語長文を伸ばすには、いきなり難しい長文をたくさん解くより、順番を意識した方がよいです。
この順番を飛ばして、いきなり過去問や難しい長文問題集に進むと、復習が重くなりすぎます。
特に偏差値40台〜50前後から始める場合は、基礎単語と英文法を固めながら、短めの英文を正確に読む練習を入れることが重要です。
偏差値40台から日東駒専を目指す全体計画は、偏差値40から日東駒専は間に合う?現実的な勉強計画を解説でも詳しく整理しています。
英語長文だけを頑張るのではなく、国語や選択科目とのバランスも考えて勉強時間を組みましょう。
時期別に見る英語長文の進め方
英語長文の進め方は、時期によって変わります。
高3春〜夏前なら、単語・文法・英文解釈を固めながら、やさしめの長文に入る時期です。
高3夏は、基礎を復習しつつ、長文演習の量を増やしたい時期です。
高3秋以降は、日東駒専レベルの長文や過去問を使いながら、時間配分と復習の精度を上げる必要があります。
高3夏から日東駒専を目指す場合の優先順位は、高3夏から日東駒専を目指すなら何を優先するべき?現実的な勉強計画を解説が参考になります。
高3秋から一般受験に切り替える場合は、高3秋から日東駒専は間に合う?一般受験に切り替える現実的な勉強戦略で、残り時間の使い方を確認しておくとよいです。
時期が遅くなるほど、完璧主義よりも優先順位が大切になります。
読めない原因をすべて一気に直そうとするのではなく、得点に直結しやすい部分から改善しましょう。
やってはいけない長文復習
英語長文の復習では、避けたい勉強法もあります。
特に危険なのは、解きっぱなしです。
長文をたくさん解いているのに伸びない人は、演習量が足りないのではなく、復習の質が足りない可能性があります。
1日に何題も解くより、1題をしっかり復習して、単語・文法・構文・根拠確認まで見直した方が伸びる時期もあります。
ただし、復習に時間をかけすぎて新しい長文をまったく解かないのもよくありません。
演習と復習のバランスを取りながら、少しずつ読める文章を増やしていきましょう。
塾なしで英語長文を伸ばす場合の注意点
塾なしで日東駒専を目指す場合でも、英語長文を伸ばすことは可能です。
ただし、独学では自分の弱点に気づきにくいことがあります。
たとえば、本当は単語不足なのに長文問題集を増やしてしまう。
本当は英文解釈が弱いのに、全文和訳だけで復習してしまう。
本当は設問根拠の確認が足りないのに、本文の内容理解だけで終わってしまう。
このようなズレが起きやすいです。
塾なしで進める場合は、週に1回は自分の長文復習を見直し、「何が原因で読めなかったのか」を記録しましょう。
独学や映像授業の使い分けに迷っている場合は、塾なし大学受験は可能?参考書と映像授業の使い分けを解説も参考になります。
映像授業を使う場合は、授業を見るだけで長文が読めるようになるわけではありません。
英文法や英文解釈を理解した後に、自分で長文を読み、設問を解き、復習する時間が必要です。
スタディサプリのような映像授業を補助的に使う場合は、スタディサプリだけで日東駒専は目指せる?向いている人・足りない対策を解説で、向いている使い方と足りない対策を確認しておくとよいです。
過去問に入る前に確認したいこと

日東駒専の過去問に入る前に、英語長文で確認したいことがあります。
基本単語が一通り入っているか。
英文法の基礎問題で大きく崩れないか。
短めの英文なら主語と動詞を取れるか。
標準的な長文で、段落ごとの内容を追えるか。
設問の根拠を本文から探す習慣があるか。
このあたりが不安定なまま過去問に入ると、過去問を解いても復習が重くなりすぎます。
一方で、完璧になってから過去問を始める必要もありません。
ある程度基礎が固まってきたら、過去問を使って出題形式や時間配分を確認することも大切です。
ただし、過去問を解く目的は、点数を見て一喜一憂することではありません。
今の自分に足りない力を見つけて、次の勉強に戻すことです。
まとめ:英語長文は、原因を分けて復習すれば伸ばしやすい
日東駒専の英語長文が読めないとき、長文演習を増やすだけでは解決しないことがあります。
読めない原因は、単語、文法、英文解釈、本文の流れ、設問根拠、復習方法のどこかにあることが多いです。
まずは、自分がどこで止まっているのかを分けて確認しましょう。
単語が出てこないなら単語に戻る。
文構造が取れないなら英文解釈を入れる。
本文の流れが追えないなら段落ごとに要点を確認する。
設問で間違えるなら、本文の根拠を探す練習をする。
このように原因別に対策すれば、英語長文は少しずつ読みやすくなります。
偏差値40台〜50前後から日東駒専を目指す場合でも、基礎を飛ばさず、復習の質を上げていけば、長文の得点は安定しやすくなります。
大切なのは、解きっぱなしにしないことです。
1題ごとに、読めなかった原因を見つけて、次の長文で同じミスを減らしていきましょう。


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