高3夏から日東駒専を目指す場合、「今から本当に間に合うのか」と不安になる人は多いと思います。
部活が終わってから本気で受験勉強を始める人。春まではあまり勉強できていなかった人。模試の偏差値が40台〜50前後で、そろそろ本気で焦り始めた人。
高3夏は、大学受験の中でもかなり重要な時期です。
結論から言うと、高3夏からでも日東駒専を目指せる可能性はあります。
ただし、夏から始める場合は、やることの優先順位を間違えないことが大切です。焦って難しい参考書に手を出したり、過去問ばかり解いたりしても、基礎が固まっていなければ得点にはつながりにくいです。
この記事では、高3夏から日東駒専を目指す受験生に向けて、最優先でやるべきこと、科目別の勉強法、夏休みの過ごし方、秋以降につなげる勉強計画を解説します。
高3夏から日東駒専は間に合う?
高3夏から日東駒専を目指すことは、簡単ではありません。
しかし、今の時点で偏差値が40台〜50前後でも、基礎を立て直して得点源を作れれば、合格可能性を上げることはできます。
大切なのは、「夏からだから無理」と決めつけることではなく、今から何を優先すべきかをはっきりさせることです。
高3夏から日東駒専を目指す場合、まず確認したいのは次の3つです。
- 英語の基礎がどれくらいできているか
- 国語や選択科目で得点源になりそうな科目があるか
- 夏休み中に毎日どれくらい勉強時間を確保できるか
特に重要なのは英語です。
私立文系で日東駒専を目指す場合、英語が苦手なままだとかなり厳しくなります。逆に、夏の間に英単語・英文法・基本的な長文読解を立て直せれば、秋以降の演習につなげやすくなります。
夏からの受験勉強では、すべてを完璧にしようとするよりも、「合格に必要な科目を、得点につながる順番で固める」ことが重要です。
高3夏から最優先でやるべきこと
高3夏から日東駒専を目指すなら、最優先でやるべきことは次の5つです。
- 英語の基礎を固める
- 志望校と受験科目を確認する
- 選択科目の全体像をつかむ
- 国語の苦手分野を放置しない
- 1週間単位で勉強計画を作る
この中でも、最初にやるべきなのは「志望校と受験科目の確認」です。
日東駒専といっても、大学・学部・入試方式によって受験科目や配点は変わります。英語・国語・選択科目の3科目が中心になることが多いですが、方式によって必要な科目や重視される科目が違う場合もあります。
そのため、夏の時点で最低限、
- 受けたい大学
- 受けたい学部
- 必要な受験科目
- 一般選抜か共通テスト利用か
- 英語・国語・選択科目の配点
を確認しておきましょう。
ここを曖昧にしたまま勉強を始めると、「頑張っていたけれど、必要な科目の対策が足りなかった」という失敗につながります。
夏からは英語を最優先にする
高3夏から日東駒専を目指すなら、英語を最優先にするのが基本です。
理由は、英語は短期間で一気に仕上げにくい科目だからです。
英単語、英文法、英文解釈、長文読解はつながっています。単語が弱いと長文が読めません。文法が弱いと文の構造が取れません。英文を正確に読めないと、長文問題で安定して得点できません。
つまり、英語は「長文だけ解けば伸びる」という科目ではありません。
高3夏の英語でやるべき順番は、次の通りです。
- 英単語
- 英文法
- 英文解釈
- やさしめの長文
- 入試レベルの長文
- 過去問演習
偏差値40台〜50前後の受験生は、いきなり過去問に入るよりも、まずは英単語と英文法の基礎を固める必要があります。
英単語は、毎日必ず触れましょう。
1日だけ長時間やるよりも、毎日繰り返す方が定着しやすいです。夏休み中は、朝・昼・夜に分けて短時間ずつ確認するのも効果的です。
英文法は、細かい例外まで完璧にするよりも、まずは基本問題を正確に解ける状態を目指しましょう。
「なんとなくわかる」ではなく、「なぜその答えになるのか」を説明できる状態に近づけることが大切です。
夏休み中に終わらせたい英語の目安
高3夏から日東駒専を目指すなら、夏休み中に英語で最低限やっておきたいのは次の内容です。
- 英単語帳を1冊、基本単語中心に何周もする
- 英文法の基礎問題集を1冊進める
- 短い英文を正確に読む練習をする
- やさしめの長文問題に入る
- 9月以降に過去問演習へ進める土台を作る
ここで大事なのは、「1冊を完璧に近づける」という考え方です。
夏になると焦って、いろいろな参考書に手を出したくなるかもしれません。しかし、偏差値40台〜50前後から日東駒専を目指す場合、参考書を増やしすぎると失敗しやすくなります。
英単語帳を何冊も買う必要はありません。まずは1冊を決めて、何度も繰り返しましょう。
英文法も同じです。1冊を何周もして、間違えた問題を解けるようにすることが大切です。
長文問題も、難しすぎるものから始める必要はありません。最初は短めで読みやすい長文から始め、単語・文法・文構造を確認しながら進めましょう。
国語は現代文と古文を分けて考える
高3夏から日東駒専を目指す場合、国語も放置できません。
ただし、国語は「現代文」と「古文」で勉強の仕方が違います。
現代文は、感覚で読むのではなく、本文中の根拠を探して答える練習が必要です。
「なんとなくこれっぽい」で選択肢を選んでいると、点数が安定しません。問題を解いた後は、正解の根拠が本文のどこにあるのかを必ず確認しましょう。
古文は、単語と文法が土台です。
古文が苦手な受験生ほど、いきなり読解問題を解こうとします。しかし、古文単語や助動詞の意味がわからないまま読解に入っても、文章の内容をつかむのは難しいです。
夏休み中にやるべき国語の目安は、次の通りです。
- 現代文は週に数題、根拠を確認しながら解く
- 古文単語を毎日覚える
- 助動詞・敬語など古典文法の基礎を復習する
- 古文読解は短めの文章から始める
国語は英語ほど毎日長時間やる必要はない場合もありますが、古文単語や古典文法は後回しにすると秋以降に苦しくなります。
特に古文が必要な学部を受ける場合は、夏のうちに基礎を固めておきましょう。
選択科目はまず全体像をつかむ
日本史・世界史・政治経済などの選択科目は、夏の時点で全体像をつかむことが重要です。
偏差値40台〜50前後の受験生に多いのは、細かい用語暗記だけをして、全体の流れがわかっていないケースです。
日本史や世界史は、流れがわからないまま一問一答だけを進めても、知識がバラバラになりやすいです。
夏休み中は、まず通史を一通り進めることを目標にしましょう。
もちろん、全範囲を完璧に覚える必要はありません。最初の一周目は、細かい知識よりも流れを理解することを優先します。
選択科目の夏の進め方は、次のようなイメージです。
- 講義系参考書や映像授業で流れをつかむ
- 学校の教科書や資料集で重要事項を確認する
- 一問一答や問題集で基本知識を確認する
- 間違えた用語を繰り返し復習する
- 9月以降に問題演習を増やす
政治経済の場合は、用語暗記だけではなく、制度や仕組みを理解することが重要です。
選択科目は、直前期に詰め込めると思われがちですが、範囲が広いため、夏から計画的に進める必要があります。
夏休みの1日の勉強時間の目安
高3夏から日東駒専を目指すなら、夏休み中はできるだけまとまった勉強時間を確保したいところです。
もちろん、部活・学校行事・家庭の事情によって使える時間は人によって違います。
ただ、夏から本気で日東駒専を目指すなら、休日や夏休み期間は1日6〜8時間程度を目標にしたいです。
まだ勉強習慣がない人が、いきなり10時間以上を毎日続けようとすると、途中で崩れる可能性があります。
最初は6時間でもいいので、毎日安定して続けることを優先しましょう。
たとえば、夏休みの1日の勉強例は次の通りです。
- 英単語:30分
- 英文法:60分
- 英文解釈または長文:90分
- 現代文または古文:60分
- 選択科目:120分
- 復習:60分
合計で6時間程度です。
余裕がある日は、選択科目や長文演習を増やして7〜8時間にしてもよいでしょう。
重要なのは、「机に向かっていた時間」ではなく、「何を終わらせたか」です。
勉強時間を記録するだけで満足せず、英単語を何ページ進めたのか、英文法を何問解いたのか、選択科目をどこまで復習したのかを確認しましょう。
夏休みの週間スケジュール例
高3夏から日東駒専を目指す場合、1日単位だけでなく、1週間単位で計画を作ることが大切です。
毎日完璧に予定通り進めるのは難しいです。だからこそ、週単位で調整できる計画にしておきましょう。
たとえば、私立文系を想定するなら、1週間のバランスは次のようなイメージです。
- 英語:毎日
- 国語:週4〜5日
- 選択科目:毎日
- 復習日:週1日
- 模試や過去問形式の演習:週1回程度
英語と選択科目は、できるだけ毎日触れたい科目です。
国語は、現代文と古文を分けて進めるとよいでしょう。
復習日を作ることも大切です。
夏休みは新しい範囲をどんどん進めたくなりますが、復習しなければ知識は定着しません。週に1回は、英単語・英文法・選択科目の間違えた問題をまとめて復習する時間を作りましょう。
夏から過去問は始めるべき?
高3夏から日東駒専を目指す場合、「もう過去問を解いた方がいいのか」と悩む人も多いと思います。
結論として、夏の時点で過去問を一度見ておくのはよいです。
ただし、夏から過去問ばかり解くのはおすすめしません。
過去問は、今の自分が合格点を取れるかどうかを確認するだけのものではありません。出題形式や問題量、時間配分を知るためのものでもあります。
夏に過去問を見るなら、目的は次の3つです。
- どんな問題が出るのかを知る
- 今の自分に足りない力を確認する
- 秋以降の勉強計画に反映する
この段階で点数が低くても、必要以上に落ち込む必要はありません。
基礎が固まっていなければ、夏の時点で点数が取れないのは自然です。大事なのは、過去問を見て「英単語が足りない」「長文を読むスピードが遅い」「選択科目の知識が抜けている」といった課題を見つけることです。
過去問演習を本格化させるのは、基礎がある程度固まってくる9月以降でも遅くありません。
高3夏からやってはいけない勉強法
高3夏から日東駒専を目指す受験生がやりがちな失敗もあります。
特に注意したいのは、次の5つです。
- 参考書を一気に増やす
- 基礎を飛ばして過去問だけ解く
- 英語を後回しにする
- 勉強時間だけで満足する
- 志望校や併願校を決めないまま進める
夏から焦ると、「何か新しいことをしないといけない」と感じて、参考書や問題集を大量に買ってしまう人がいます。
しかし、参考書を増やしても、使い切れなければ意味がありません。
むしろ、1冊を何度も復習して、解けなかった問題を解けるようにする方が成績にはつながりやすいです。
また、英語を後回しにするのも危険です。
選択科目は暗記で追い上げられる部分もありますが、英語は単語・文法・読解の積み上げが必要です。夏の間に英語の基礎を固められないと、秋以降かなり苦しくなります。
塾なしで高3夏から日東駒専を目指す場合
塾なしで高3夏から日東駒専を目指すことも、不可能ではありません。
ただし、塾なしの場合は、自分で勉強計画を立て、進み具合を管理し、弱点を修正する必要があります。
独学で失敗しやすいのは、次のような状態です。
- 今日やることが毎日その場で決まる
- 参考書のレベルが自分に合っていない
- わからない問題を放置している
- 模試の復習をしていない
- 勉強時間にムラがある
塾なしで進めるなら、最低でも1週間ごとに計画を作りましょう。
たとえば、「今週は英文法の第1章〜第4章を終わらせる」「日本史の古代〜中世を一周する」「古文単語を100語復習する」のように、具体的に決めることが大切です。
ただし、独学で理解が進まない場合や、勉強計画を自分で管理できない場合は、映像授業やオンライン指導などを組み合わせるのも一つの方法です。
大切なのは、「塾に行くか行かないか」ではなく、自分に足りないものをどう補うかです。
映像授業や参考書を使うならどう進める?
高3夏から日東駒専を目指す場合、映像授業や参考書は基礎固めに使いやすいです。
特に、学校の授業だけでは理解が追いついていない人や、英語・古文・選択科目を基礎からやり直したい人には向いています。
ただし、映像授業を見るだけでは成績は上がりません。
映像授業は、理解を助けるためのものです。実際に点数を上げるには、問題演習と復習が必要です。
おすすめの流れは次の通りです。
- 映像授業や講義系参考書で内容を理解する
- 対応する問題集を解く
- 間違えた問題を復習する
- 数日後に解き直す
- できるようになったら次の単元に進む
参考書も同じです。
1回読んで終わりではなく、「できなかった問題をできるようにする」ことが目的です。
特に夏から始める場合は、教材を増やしすぎず、英語・国語・選択科目それぞれで使うものを絞りましょう。
9月以降につなげるために夏の終わりに確認すること
夏休みが終わる頃には、次のことを確認しましょう。
- 英単語の基本レベルがどれくらい定着したか
- 英文法の基礎問題をどれくらい解けるか
- 長文を読むスピードが少しでも上がったか
- 古文単語・古典文法をどこまで進めたか
- 選択科目の通史をどこまで終えたか
- 志望校の過去問を見て、課題を把握できたか
ここで大事なのは、「夏に完璧になったか」ではありません。
夏の終わりに、秋以降の演習へ進める土台ができているかどうかです。
9月以降は、基礎を復習しながら、問題演習や過去問演習を増やしていく必要があります。
夏の間に何も固まっていないと、秋から過去問を解いても復習が追いつかなくなります。
逆に、英単語・英文法・選択科目の基礎がある程度固まっていれば、秋以降に演習量を増やしやすくなります。
高3夏から日東駒専を目指す人の現実的な目標
高3夏から日東駒専を目指す場合、夏休みの目標は「合格点を取ること」ではありません。
夏の目標は、秋以降に戦える土台を作ることです。
具体的には、次の状態を目指しましょう。
- 英単語の基本語を何度も復習している
- 英文法の基礎問題を一通り解いている
- 短めの英語長文なら読めるようになっている
- 古文単語と古典文法の基礎に触れている
- 選択科目の全体像を一周している
- 志望校の過去問を見て、出題傾向を把握している
この状態まで持っていければ、秋以降に問題演習や過去問演習へつなげやすくなります。
一方で、夏に難しい参考書ばかりやって基礎が抜けたままだと、秋以降に成績が伸び悩みやすくなります。
夏からの日東駒専対策では、「背伸びした勉強」よりも「得点につながる基礎固め」を優先しましょう。
まとめ:高3夏から日東駒専を目指すなら、英語と基礎固めを最優先にする
高3夏から日東駒専を目指すことは、簡単ではありません。
しかし、今からでもやることを絞って勉強すれば、合格可能性を上げることはできます。
高3夏から優先すべきことは、次の5つです。
- まず志望校と受験科目を確認する
- 英語の基礎を最優先で固める
- 国語は現代文と古文を分けて対策する
- 選択科目は通史や全体像を早めに一周する
- 1週間単位で勉強計画を作る
夏から焦って難しい問題に手を出す必要はありません。
むしろ、英単語・英文法・古文単語・選択科目の基礎を固めることが、秋以降の伸びにつながります。
日東駒専を目指すなら、夏休みは大きなチャンスです。
今の成績だけで諦めるのではなく、今日からやることを絞って、毎日少しずつ積み上げていきましょう。


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