「偏差値40から日東駒専は間に合うのか」と不安に感じている受験生は多いと思います。
模試の結果が思うように伸びない。英語長文が読めない。日本史や世界史の通史が終わっていない。高3になってから焦り始めた。
そんな状態だと、「今から日東駒専なんて無理なのでは」と感じてしまうかもしれません。
結論から言うと、偏差値40からでも日東駒専を目指せる可能性はあります。
ただし、誰でも簡単に合格できるという意味ではありません。現実的には、残り期間、現在の科目状況、志望学部、入試方式、1日に確保できる勉強時間によって大きく変わります。
この記事では、偏差値40から日東駒専を目指すために必要な考え方、優先すべき科目、時期別の勉強計画、やってはいけない失敗を解説します。
偏差値40から日東駒専は間に合う?
偏差値40から日東駒専を目指す場合、まず大切なのは「間に合うかどうか」を感情で判断しないことです。
今の偏差値が40台でも、基礎が抜けているだけで、正しい順番で勉強すれば伸びる余地が大きい受験生もいます。
一方で、残り期間が短いのに難しい参考書ばかり進めたり、過去問だけを解いたりしていると、なかなか得点につながりません。
日東駒専を目指すなら、まずは次の3つを確認しましょう。
- 英単語・英文法などの基礎がどれくらい固まっているか
- 国語や選択科目で安定して得点できる科目があるか
- 入試本番までに毎日どれくらい勉強時間を確保できるか
偏差値40台の受験生が合格可能性を上げるには、「全部を完璧にする」よりも、「合格に必要な科目を、得点につながる順番で固める」ことが重要です。
偏差値40から日東駒専を目指すときの現実的なライン
日東駒専といっても、大学・学部・入試方式によって難易度は変わります。
人気学部や都心キャンパスの学部は倍率が高くなることもありますし、同じ大学でも学部によって必要な得点力は違います。
そのため、「日東駒専ならどこでも同じ」と考えるのは危険です。
偏差値40から目指す場合は、最初から学部や方式を1つに絞りすぎず、複数の受験パターンを考えておく必要があります。
たとえば、次のような考え方です。
- 第一志望は挑戦校として日東駒専の行きたい学部を置く
- 同じ大学群の中で難易度や入試方式の違う学部も調べる
- 大東亜帝国などの併願校も早めに検討する
- 共通テスト利用だけに頼らず、一般選抜も視野に入れる
大切なのは、「偏差値40だから無理」と決めつけないことです。
ただし、「日東駒専なら余裕」と甘く見るのも危険です。
今の成績から合格可能性を上げるには、志望校選びと勉強計画を同時に考える必要があります。
まず優先すべき科目は英語
偏差値40台から日東駒専を目指すなら、最優先で固めたい科目は英語です。
私立文系の場合、英語の配点が高い大学・学部も多く、英語が苦手なままだと合格可能性が下がりやすくなります。
逆に、英語が安定してくると、受験できる大学や学部の選択肢が広がります。
偏差値40台の受験生に多いのは、英語長文が読めない以前に、英単語・英文法・英文解釈の基礎が抜けているケースです。
この状態で長文問題集ばかり解いても、なかなか成績は伸びません。
まずは、英文を読むための土台を作ることが必要です。
英語で最初にやるべきことは、次の順番です。
- 基本英単語を毎日覚える
- 中学〜高校基礎レベルの英文法を復習する
- 短い英文を正確に読む練習をする
- やさしめの長文から読解演習に入る
- 過去問で出題形式に慣れる
特に英単語は、短期間で一気にやるよりも、毎日繰り返すことが重要です。
1日で100個を雑に見るより、50個を何度も確認する方が定着しやすいです。
高3春・夏・秋でやるべきことは変わる
偏差値40から日東駒専を目指すときは、「今が何月か」によって勉強の優先順位が変わります。
高3春から始める場合
高3春から本気で始められるなら、まだ基礎固めに時間を使えます。
この時期は、焦って過去問に入るよりも、英単語・英文法・古文単語・選択科目の基礎を固めることが大切です。
高3春の目標は、「夏までに基礎を一通り終わらせること」です。
- 英単語帳を1冊決めて毎日進める
- 英文法の基礎問題集を1冊仕上げる
- 古文単語と古典文法を始める
- 日本史・世界史は通史を進める
春から始める場合は、まだ十分に立て直す余地があります。
ただし、参考書を増やしすぎず、1冊ずつ完成度を上げることが重要です。
高3夏から始める場合
高3夏から日東駒専を目指す場合、時間の使い方がかなり重要になります。
夏は受験勉強の大きな分岐点です。
この時期に基礎を放置したまま難しい問題に手を出すと、秋以降に伸び悩みやすくなります。
高3夏から始めるなら、優先順位は次の通りです。
- 英語の基礎を最優先で固める
- 国語は現代文・古文の得点源を作る
- 選択科目はまず全範囲を一周する
- 9月以降に過去問へ入れる状態を目指す
夏からの場合、「全部を完璧にしてから演習」では間に合わないこともあります。
基礎を固めながら、少しずつ入試レベルの問題にも触れていく必要があります。
高3秋から始める場合
高3秋から日東駒専を目指す場合、かなり現実的に戦略を絞る必要があります。
この時期から全科目をゼロから完璧にするのは難しいです。
そのため、受験科目、志望学部、併願校、入試方式を早めに整理し、得点につながる勉強に集中しましょう。
高3秋からやるべきことは、次の通りです。
- 受験する大学・学部・方式を絞る
- 英語は単語・文法・長文を毎日回す
- 過去問で出題傾向を確認する
- 選択科目は頻出分野を優先する
- 併願校を現実的に設定する
秋からの場合、「間に合うかどうか」を悩む時間を減らし、やることを絞って毎日進めることが重要です。
日東駒専を目指すための科目別勉強法
英語
英語は、単語・文法・解釈・長文の順番で進めます。
偏差値40台の段階では、いきなり難しい長文問題集に入るよりも、基礎の穴を埋めることが先です。
英単語帳は1冊に絞り、何周も回しましょう。
英文法も、細かい例外まで暗記するより、まずは基本問題を正確に解ける状態を目指します。
長文は、読んで終わりにするのではなく、わからなかった単語、文構造、設問の根拠を確認することが大切です。
国語
国語は、現代文と古文で対策が分かれます。
現代文は、感覚で読むのではなく、本文中の根拠を探して解く練習が必要です。
選択肢をなんとなく選ぶのではなく、「本文のどこに書いてあるか」を確認する習慣をつけましょう。
古文は、古文単語と古典文法を避けて通れません。
古文が苦手な受験生ほど、いきなり読解問題を解くのではなく、単語・助動詞・敬語の基礎を固める必要があります。
日本史・世界史・政治経済
選択科目は、まず全体像をつかむことが重要です。
日本史や世界史は、細かい用語暗記だけに偏ると、流れがつかめず得点が安定しません。
最初は通史を一周し、その後に一問一答や問題演習で知識を固めていきましょう。
政治経済は、用語の暗記だけでなく、制度や仕組みを理解することが大切です。
時事的な内容が関係する場合もあるため、直前期には最新の入試情報や出題傾向も確認しましょう。
偏差値40台の受験生がやりがちな失敗
偏差値40台から日東駒専を目指す受験生がやりがちな失敗は、次の5つです。
- 参考書を何冊も買って、どれも中途半端になる
- 基礎がないまま過去問ばかり解く
- 英単語や文法を軽視する
- 勉強時間だけを増やして復習をしない
- 志望校や併願校を直前まで決めない
特に多いのが、参考書を増やしすぎる失敗です。
成績が伸びないと、「もっと良い参考書があるのでは」と思ってしまいがちです。
しかし、偏差値40台から伸ばすには、新しい参考書を増やすより、今使っている参考書を何度も復習して定着させる方が大切です。
また、過去問を解くこと自体は重要ですが、基礎がない状態で解いても、ただ点数が低くて落ち込むだけになりやすいです。
過去問は「自分の弱点を見つける道具」として使いましょう。
塾なしで日東駒専を目指す場合の注意点
塾なしでも日東駒専を目指すことは不可能ではありません。
ただし、塾なしの場合は、自分で勉強計画を立て、進み具合を管理し、弱点を修正する必要があります。
独学で失敗しやすいのは、次のようなケースです。
- 何をいつまでに終わらせるか決まっていない
- わからない部分を放置している
- 参考書のレベルが今の学力に合っていない
- 模試や過去問の復習ができていない
- 生活リズムが崩れて勉強時間が安定しない
塾なしで進めるなら、1週間ごとの計画を作り、毎週見直すことが大切です。
たとえば、「英単語を何ページ進める」「英文法を何章まで終わらせる」「選択科目の通史をどこまで進める」といった形で、具体的に決めましょう。
ただし、独学でどうしても進まない場合は、映像授業やオンライン指導などを組み合わせるのも一つの方法です。
すべてを自力で抱え込む必要はありません。
スタディサプリや参考書はどう使うべき?
偏差値40台から日東駒専を目指す場合、スタディサプリのような映像授業や参考書は、基礎を固めるための手段として使いやすいです。
特に、学校の授業だけでは理解が追いついていない場合や、塾に通う費用を抑えたい場合には、映像授業で基礎から復習する選択肢があります。
ただし、映像授業を見るだけで成績が上がるわけではありません。
授業を見た後に、必ず問題演習と復習をする必要があります。
動画を見て「わかった気になる」だけだと、入試本番で得点できる力にはつながりにくいです。
おすすめの使い方は、次の流れです。
- 映像授業で基礎内容を理解する
- 対応する問題集や参考書で演習する
- 間違えた問題を復習する
- 同じ範囲を数日後に解き直す
- 定着したら次の単元に進む
参考書も同じです。
1回読んで終わりではなく、「解けなかった問題を解けるようにする」ことが目的です。
日東駒専を目指す1週間の勉強例
偏差値40台から日東駒専を目指すなら、勉強時間だけでなく、科目バランスも大切です。
たとえば私立文系を想定するなら、英語を中心にしながら、国語と選択科目を並行して進める必要があります。
平日の勉強例は、次のようなイメージです。
- 英単語:30分
- 英文法:60分
- 英語長文または英文解釈:60分
- 国語:60分
- 選択科目:90分
- 復習:30分
休日は、平日に進めきれなかった範囲の復習や、長文演習、選択科目の通史、模試の解き直しに時間を使いましょう。
もちろん、部活や学校行事がある人は、この通りに進めるのが難しい場合もあります。
大切なのは、毎日同じ時間数をこなすことではなく、週単位で必要な勉強量を確保することです。
まとめ:偏差値40からでも、やる順番を間違えなければ可能性はある
偏差値40から日東駒専を目指すことは、簡単ではありません。
しかし、今の成績だけで可能性を決めつける必要はありません。
基礎が抜けている受験生ほど、正しい順番で勉強すれば伸びる余地があります。
大切なのは、次の5つです。
- まず英語の基礎を固める
- 参考書を増やしすぎず、1冊ずつ完成度を上げる
- 高3春・夏・秋で優先順位を変える
- 過去問は弱点分析に使う
- 志望校と併願校を早めに整理する
偏差値40台からの受験では、焦って難しい問題に手を出すよりも、基礎を固めて得点できる範囲を増やすことが重要です。
「今からでは遅いかもしれない」と感じている人も、まずは今日から英単語、英文法、選択科目の基礎を少しずつ進めていきましょう。
日東駒専を目指すなら、やるべきことを絞り、毎日の勉強を積み上げることが合格可能性を高める一番現実的な方法です。

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