日東駒専を目指す受験生にとって、英語はかなり重要な科目です。
特に、偏差値40台〜50前後から日東駒専を目指す場合、英語が苦手なままだと合格可能性を上げにくくなります。
「英単語が覚えられない」
「英文法が苦手」
「長文になると読めなくなる」
「何から始めればいいかわからない」
このように感じている受験生も多いと思います。
結論から言うと、日東駒専の英語対策では、難しい参考書にいきなり手を出すよりも、英単語・英文法・英文解釈・長文読解の順番で基礎を固めることが大切です。
英語は、なんとなく長文を解くだけでは伸びにくい科目です。
単語がわからなければ長文は読めません。文法が弱ければ文の構造をつかめません。短い英文を正確に読めなければ、長文問題で安定して得点するのは難しいです。
この記事では、日東駒専に受かるための英語の勉強法を、偏差値40台〜50前後の受験生にもわかりやすく解説します。
日東駒専の英語対策で大切なこと
日東駒専の英語対策で大切なのは、「基礎を飛ばさないこと」です。
日東駒専を目指すとなると、すぐに過去問や入試レベルの長文問題集に取り組みたくなるかもしれません。
しかし、基礎が固まっていない状態で難しい問題を解いても、なぜ間違えたのかがわからず、復習も中途半端になりやすいです。
特に偏差値40台〜50前後の受験生は、次のような状態になっていることがよくあります。
- 英単語の意味がすぐに出てこない
- 文法問題をなんとなく選んでいる
- 英文の主語と動詞を正確に取れない
- 長文を読むのに時間がかかりすぎる
- 選択肢を感覚で選んでいる
この状態で過去問ばかり解いても、得点は安定しません。
まずは、英文を読むための土台を作ることが必要です。
日東駒専の英語で得点を伸ばすには、次の順番で進めるのがおすすめです。
- 英単語
- 英文法
- 英文解釈
- 英語長文
- 過去問演習
この順番を守ることで、英語の勉強がつながりやすくなります。
まずは英単語を毎日覚える
英語が苦手な受験生が最初にやるべきことは、英単語です。
英単語がわからないと、英文法を理解していても長文の内容をつかむことができません。
日東駒専を目指すなら、まずは基本的な英単語をしっかり覚える必要があります。
ここで大事なのは、英単語帳を何冊も使わないことです。
不安になると、「この単語帳もやった方がいいのでは」と思うかもしれません。しかし、複数の単語帳に手を出すより、まずは1冊を何周も繰り返す方が大切です。
英単語の勉強では、次のような進め方がおすすめです。
- 1冊の単語帳を決める
- 毎日少しずつ進める
- 覚えた単語より、覚えていない単語を重点的に見る
- 日本語訳を見て終わりにしない
- 数日後に必ず復習する
英単語は、1回見ただけでは覚えられません。
何度も繰り返し見ることで、少しずつ定着していきます。
1日で大量に覚えようとするより、毎日継続することが大切です。
たとえば、朝に新しい単語を確認し、夜に同じ範囲をもう一度見るだけでも、定着しやすくなります。
英文法は基本問題を正確に解けるようにする
英単語と並行して進めたいのが、英文法です。
日東駒専の英語では、文法知識が長文読解にも関係します。
文法問題だけのために勉強するのではなく、英文を正確に読むためにも英文法は必要です。
偏差値40台〜50前後の受験生にありがちなのは、文法問題を「なんとなく」で解いている状態です。
選択肢を見て、「これっぽい」と選んでいるだけだと、問題が変わったときに対応できません。
英文法では、次のような状態を目指しましょう。
- 品詞の違いがわかる
- 時制の基本がわかる
- 関係詞の使い方がわかる
- 不定詞・動名詞・分詞の違いがわかる
- 比較・仮定法などの基本問題を解ける
最初から細かい例外まで完璧にする必要はありません。
まずは、基礎レベルの文法問題集を1冊決めて、何度も解き直すことが大切です。
問題を解いた後は、正解したかどうかだけでなく、なぜその答えになるのかを確認しましょう。
説明できない問題は、たまたま正解しているだけの可能性があります。
英文解釈で短い英文を正確に読む
英単語と英文法をある程度進めたら、英文解釈にも取り組みましょう。
英文解釈とは、短い英文を正確に読む練習です。
「長文が読めない」と悩む受験生の中には、実は長文以前に、1文1文を正確に読めていない人が多いです。
たとえば、次のような状態です。
- 主語と動詞がわからない
- 修飾関係がつかめない
- 関係代名詞のかかり方がわからない
- 文が長くなると途中で意味がわからなくなる
- なんとなく単語をつなげて読んでいる
この状態で長文演習を増やしても、なかなか得点は安定しません。
まずは、短い英文を正確に読む練習が必要です。
英文解釈では、次のことを意識しましょう。
- 主語と動詞を確認する
- 修飾している部分を見分ける
- 接続詞や関係詞に注意する
- 英文の構造を意識する
- 和訳だけでなく、意味の流れをつかむ
英文解釈をやることで、長文を読むときに文の構造をつかみやすくなります。
特に日東駒専レベルを目指す場合、難しすぎる英文解釈ではなく、基礎〜標準レベルの英文を正確に読む練習から始めるのがおすすめです。
英語長文は「読みっぱなし」にしない
英単語・英文法・英文解釈の基礎が少しずつ固まってきたら、英語長文に入ります。
日東駒専の英語では、長文読解の対策は欠かせません。
ただし、長文問題をたくさん解くだけでは不十分です。
大切なのは、解いた後の復習です。
英語長文の復習では、次のことを確認しましょう。
- わからなかった単語
- 読めなかった英文
- 設問の根拠
- 間違えた選択肢の理由
- 時間がかかった原因
長文を解いて、丸つけをして、点数だけ見て終わりにするのはもったいないです。
点数よりも、「なぜ読めなかったのか」「なぜ間違えたのか」を確認することが重要です。
長文が読めない原因は、人によって違います。
単語不足の人もいれば、文法が弱い人もいます。読むスピードが遅い人もいれば、設問の根拠を探すのが苦手な人もいます。
自分の原因を見つけないまま長文問題を増やしても、同じミスを繰り返しやすいです。
長文読解で意識するポイント
英語長文を読むときは、ただ英文を日本語に訳すだけではなく、内容の流れをつかむことが大切です。
特に意識したいのは、次のポイントです。
- 段落ごとの内容をつかむ
- 逆接や因果関係に注意する
- 指示語が何を指しているか確認する
- 筆者の主張を意識する
- 設問の根拠を本文から探す
長文問題では、本文全体の流れを理解する必要があります。
1文ずつ訳せても、段落のつながりがわからないと、設問で迷いやすくなります。
また、選択肢を選ぶときは、本文のどこに根拠があるかを確認しましょう。
なんとなく内容が合っていそうな選択肢でも、本文に根拠がなければ正解とは限りません。
英語長文では、「感覚で選ぶ」のではなく、「本文の根拠をもとに選ぶ」習慣をつけることが大切です。
過去問はいつから始めるべき?
日東駒専を目指す場合、過去問演習も必要です。
ただし、基礎が固まっていない状態で過去問ばかり解くのはおすすめしません。
過去問は、実力を伸ばすための教材というより、出題傾向を知り、自分の弱点を確認するための教材です。
過去問を始める目安は、次の状態です。
- 基本英単語をある程度覚えている
- 英文法の基礎問題を一通り解いている
- 短めの長文なら読める
- 長文の復習方法がわかっている
この状態になってから過去問に入ると、復習の効果が出やすくなります。
一方で、英単語も英文法もほとんど固まっていない状態で過去問を解いても、点数が低くて落ち込むだけになりやすいです。
夏の時点では、過去問を一度見て出題形式を確認する程度でも構いません。
本格的な過去問演習は、基礎固めが進んできた秋以降に増やしていくのが現実的です。
日東駒専の英語でやってはいけない勉強法
日東駒専の英語対策でやってはいけない勉強法もあります。
特に注意したいのは、次の5つです。
- 英単語を後回しにする
- 文法をなんとなくで済ませる
- いきなり難しい長文問題集に入る
- 長文を解いて丸つけだけで終わる
- 過去問ばかり解いて基礎を放置する
この中でも多いのが、長文を解いて終わりにする勉強です。
長文問題をたくさん解くこと自体は悪くありません。
しかし、復習をしなければ、同じミスを繰り返す可能性があります。
また、いきなり難しい長文問題集に手を出すのも危険です。
難しい英文を読めば実力がつくわけではありません。今の自分のレベルに合った英文を、正確に読めるようにすることが大切です。
英語が苦手な受験生ほど、焦って難しい教材に進みたくなります。
しかし、日東駒専を目指すなら、まずは基本単語・基本文法・短い英文の正確な読解を優先しましょう。
偏差値40台から英語を伸ばすなら
偏差値40台から日東駒専を目指す場合、英語はかなり重要な立て直し科目です。
この段階では、「長文が読めない」と感じていても、その原因は長文そのものではないことが多いです。
多くの場合、次のどれかが原因です。
- 英単語が足りない
- 英文法が曖昧
- 1文を正確に読めていない
- 長文の復習方法がわからない
- 勉強が継続できていない
偏差値40台から英語を伸ばすなら、まずは基礎に戻りましょう。
中学レベルの文法や単語に不安がある場合は、そこから復習しても構いません。
遠回りに見えるかもしれませんが、基礎が抜けたまま入試レベルの問題に進む方が、結果的に時間がかかります。
大切なのは、「今の自分に必要なレベル」から始めることです。
偏差値40から日東駒専を目指す全体像は、以下の記事で詳しく解説しています。
高3夏から日東駒専の英語を間に合わせるには
高3夏から日東駒専を目指す場合、英語の優先順位はかなり高いです。
夏休み中に英語でやるべきことは、次の通りです。
- 英単語を毎日進める
- 英文法の基礎問題集を1冊進める
- 短い英文を正確に読む練習をする
- やさしめの長文問題に取り組む
- 9月以降に過去問へ入れる土台を作る
夏から始める場合、すべてを完璧にしてから長文へ進むのは難しいかもしれません。
そのため、英単語・英文法を進めながら、少しずつ長文にも触れていく必要があります。
ただし、基礎を完全に飛ばして長文だけを解くのは危険です。
英単語と英文法は、毎日継続しましょう。
夏の間に英語の土台を作れれば、秋以降の演習につなげやすくなります。
高3夏から日東駒専を目指す場合の優先順位は、以下の記事でも解説しています。
高3夏から日東駒専を目指すなら何を優先するべき?現実的な勉強計画を解説
塾なしで英語を勉強する場合
塾なしで日東駒専の英語を勉強することも可能です。
ただし、塾なしの場合は、教材選びと勉強順序を間違えないことが大切です。
独学で英語を進めるなら、次の流れを意識しましょう。
- 英単語帳を1冊決める
- 英文法の基礎問題集を1冊進める
- 英文解釈で短い英文を読む
- やさしめの長文問題集に入る
- 過去問で出題形式を確認する
塾なしで失敗しやすいのは、参考書を増やしすぎることです。
不安になると、単語帳、文法書、長文問題集をいくつも買ってしまいがちです。
しかし、使い切れない教材が増えると、かえって勉強が進みにくくなります。
まずは、各分野で使う教材を絞り、何度も復習することを優先しましょう。
映像授業を使う場合も、見るだけで終わらせないことが大切です。
授業を見た後に、必ず問題演習と復習を行いましょう。
日東駒専英語の1週間の勉強例
日東駒専の英語対策では、英単語・英文法・英文解釈・長文をバランスよく進める必要があります。
たとえば、英語が苦手な受験生なら、1週間の勉強は次のようなイメージです。
- 英単語:毎日30分
- 英文法:週4〜5日
- 英文解釈:週3〜4日
- 英語長文:週2〜3日
- 復習:週1〜2日
英語は、まとめて長時間やるよりも、毎日触れることが大切です。
特に英単語は、毎日短時間でもよいので継続しましょう。
英文法や英文解釈は、解いた問題をそのままにせず、間違えた問題を解き直すことが重要です。
長文は、最初から毎日大量に解く必要はありません。
基礎が弱い段階では、1題を丁寧に復習する方が効果的です。
慣れてきたら、少しずつ長文演習の量を増やしていきましょう。
英語が伸びないときに見直すポイント
英語を勉強しているのに伸びない場合は、勉強時間だけでなく、勉強の中身を見直しましょう。
特に確認したいのは、次のポイントです。
- 単語の復習回数が足りているか
- 文法問題を解きっぱなしにしていないか
- 英文の構造を確認しているか
- 長文の復習をしているか
- 間違えた原因を分析しているか
英語は、勉強した時間がすぐに点数へ反映されるとは限りません。
しかし、基礎を積み上げていけば、少しずつ読める英文が増えていきます。
伸びないときほど、新しい参考書を増やすより、今やっている教材の復習を見直しましょう。
「一度解いた問題をもう一度解けるか」
「覚えたはずの単語をすぐに思い出せるか」
「長文の根拠を本文から説明できるか」
このような確認が大切です。
まとめ:日東駒専の英語は単語・文法・長文の順番が大切
日東駒専に受かるための英語対策では、基礎を飛ばさないことが重要です。
英語が苦手な受験生ほど、いきなり難しい長文や過去問に手を出してしまいがちです。
しかし、英語は積み上げ型の科目です。
英単語がわからなければ長文は読めません。英文法が曖昧だと文の構造をつかめません。短い英文を正確に読めなければ、長文問題で安定して得点するのは難しいです。
日東駒専の英語対策では、次の順番を意識しましょう。
- 英単語を毎日覚える
- 英文法の基礎を固める
- 英文解釈で短い英文を正確に読む
- やさしめの長文から演習する
- 過去問で出題形式と弱点を確認する
偏差値40台〜50前後からでも、英語は正しい順番で勉強すれば伸ばせる可能性があります。
焦って教材を増やすより、まずは基礎を固め、1冊ずつ完成度を上げていきましょう。
日東駒専を目指すなら、英語を後回しにせず、今日から英単語と英文法の復習を始めることが大切です。


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